未単行本の連載分があったら読んでみたい。

「算法少女」

遠藤寛子さんの同名の小説の漫画化。
ストーリーは和算が好きな少女あきが、主人公。父親は医者で和算を勉強していて、その父に教えてもらってるよう。そんな時近くの神社に掲げられた算額の間違いを指摘して、関流の道場との諍いみたいなのが始まってという序盤。そして、そこでも一悶着あって、ひょんなことから和算大名として有名な有馬頼徸にその噂が聞きつけられて姫の算術指南役に指名されて・・・な所でこの間は終わり。話しは最初の方で小説はまだまだ続くのですが、残念ながらこの巻のみです。
漫画もがっつり数学なのですが、間には作中に出てきた算額の解説と当時の和算についてのコラムもあり、とても良い内容です。
もっと続きを描いて欲しかったですね。