これはもう王道の青春小説です。
「青の数学」
著者 王城夕紀
えっーっと、私、理系出身なのでこういうがっつりとした理系の話?は読みたくなります。しかも作者は以前読んだ人と言うことで購入しました。
主人公は一目見た数字を覚える天才で、数のつながりも見つけるのが得意なんだけど、もうそれすら普通という感じですごい人ばかり。まさに数学バカという感じなんですが、このぐらいすごいとカリカリした感じは無くなるので、面白いです。
で、主人公はネットでの数学の対決をしながら、いろんなことを学んでいきます。
私はこの中では「数学は一人一人違った世界がある」と言うのと、決闘の場所を作った数学者がなぜ作ったのかと言う質問への回答「数学にたった一人で挑んでいるのが 、自分一人ではないと知るため」と言うのがいい言葉やなと。
基本数学者は孤独なんだけど、周りにいるから頑張れるよねと。
私もこのくらいの才能が欲しかったな〜。
(2017/04/24読了)