映画の再現度は高そうな気がします。
「忍びの国」
著者 和田竜
さて、今回は大野智君が主演で映画化されるこちらの本を。たまたま図書館で文庫本を見てたら置いてあったので借りてみました。
内容は実際にあった織田家の伊賀への侵略行動を骨として、織田家、伊賀者双方の人物の動きを丁寧に追った話です。
で、ここに架空の人物として伊賀一の無敵の忍者として出てくる無門という人物がこのお話の主人公です。で、無門は腕はたつけど、サボりぐせがあり、中々動かない。ただ、妻?には頭が上がらないと言う、何処かで見たことのあるような人物造形です。
さて、この戦いはどうなるのかと言うのが話の主幹なんですが、オチというか、結末は史実通りなんですけど、中々余韻は良い感じです。
で、最後の方の日置と言う、まあめっちゃ強い人との戦いは何だか時代小説よりもジャンプ漫画を読んでるような感じになります。というのも無門がメチャクチャ強くて、窮地に陥ることがほとんど無く、(あってもこんなこともあろうかととか、じゃあ本気を出すかとかな感じ)
その辺りはかなり、興ざめな感じです。
まあ、この小説はその辺りが主眼では無いので、良いのですが。
同じ作者の「のぼうの城」でも思った、嘘っぽいけどありそうと思わせる文章は良いですね。
ふらっと読むのには良さそうです。
あと、映画の予告で無門の喋り方が今風で時代劇っぽく無いなぁと思ってたら小説でもそんな感じでした。もうちょっとカッコ良くしてあげても良かったんじゃ無いかな〜。
(2017/04/06読了)
他のはもっと固そうな感じでコンセプトに合ってる気がします。(2017-50)
「ヘルシースナッキング つぶつぶレモングミ」
販売会社 森永製菓
こちらのシリーズ、少しづつ食べる事で空腹感を減らし、健康になろうという趣旨のお菓子らしいです。このレモングミも堅めなんですかね。見た目は四角いグミで中に確かにレモンの粒が見えます。食べてみるとグミの感触ですが、そこまでは硬く無いですが、しっかりと噛み応えはあります。肝心のレモンの粒は100%の果汁とありますが、そこまでの酸っぱさは無し。
どちらかというと甘めです。
レモン度2 オススメ度3
商品HP
http://www.morinaga.co.jp/products/detail.php?id=PRD2014-03-0011
(2017/04/05)
チーザの技術を応用しているようです。新感覚の食感です。(2017-49)
「果Julia」
販売会社 グリコ
レモンと書いてあったので、さっと手に取りましたが、ちょっと変わった商品のようです。
パッケージからはレモンクリームの中にチップスがと書いてあるので、クラッカーサンドみたいな感じかなと思ったら、中を開けてみるとかなり薄めのビスケットみたいな見た目です。
食べてみると確かに外側はレモンクリームで中に少しだけパリッとした食感です。そして、どちらもレモン果汁が入ってるのでかなり濃厚なレモンの味が口の中いっぱいに広がります。
大きさも丁度よく、リピートしそうです。
レモン度4 オススメ度4
シリーズ商品HP
https://www.glico.com/jp/product/chocolate/kajulia/
(2017/04/03)
春の爽やかさにレモンは合うかも。(2017-48)
「瀬戸内レモンタルト」
販売会社 神戸屋
さて、4月、春の陽気も近づいてきました。
この時期には珍しい、レモンタルト、しかも瀬戸内と名前がついていて、おいしそうです。形はオーソドックスな円形で、周りと上下に甘めのグレーズが掛かっていて、このグレーズの中にレモンピールが入っているそうですが、ほとんど砂糖の甘さが勝っていてほとんど感じません。
ただ、中に入っているレモンジュレはしっかりと酸味があり、ここに当たるとかなりのレモン味だなと感じました。でも、タルトとしては下のざくざくとした生地も含めてかなりおいしいかったです。
レモン度3 オススメ度4
新商品紹介HP
http://www.kobeya.co.jp/new/
(2017/04/02)
もう少しチキンの味付けをさっぱりしてくれたらなお良かった。(2017-47)
「塩レモンチキンバーガー」
販売会社 フレッシュネスバーガー
お昼にと入ったら、メニューにあったので悩む間も無く、決定。最近は塩レモンのおかげでこういう商品も多くなって嬉しいですね。
でできたのはオーソドックスなチキンの唐揚げが挟まれたバーガー。上にはレタスがもりもりと挟んであります。
塩レモンはドレッシングのように掛かっています。そのおかげか思ったよりはさっぱりとしていて酸味もあり、チキンの唐揚げの濃厚な味が中和されて、もりもりと食べることが出来ました。
レモン度2 オススメ度3
商品HP
http://www.freshnessburger.co.jp/menu/view.html?id=b-38
(2017/03/26)
定番商品だけあって完成度が高いです。(2017-46)
「シトロンサブレ」
販売会社 無印良品
無印のこのサブレは昨年も食べたような気がしますが、よくわからないので今年の分を。
こちらのお菓子、クッキー生地の上にレモン果汁たっぷりのアイシングが掛かっていて、クッキーのサクサクした甘さと上の部分の酸味が別々に味わえるのでとってもバランスが良いと思います。
レモン度3 オススメ度4
商品HP
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337277021
(2017/03/25)
後から色々と設定を足してるのでも、それでも良かったわ〜。
「クロノスジョウンターの伝説」
著者 梶尾真治
この人の作品は昔エマノンを見てからずっと気になってましたが、なかなか手に取らず、久しぶりに買いました。
こちらも10年近く前に舞台化されて、大きな話題となった作品です。
この作者はタイムトラベル物は本当に多いですが、これもタイムトラベルもの。
で中を見ると連作短編集といった趣。後で初出を見ると、最初の作品から、最後の作品まで20近くかかっています。
こうなると毎回同じ書名の本があっても収録作が増えてるようです。
うーん、ファンの人は大変やろうな・・・
内容はと言うと、過去にしか行けないタイムトラベルの機械(しかも少ししかいられず、反動でかなり未来に行ってしまう)クロノスジョウンターを巡ってのお話です。
上記のような経緯があるため、最初の短編がすべての骨子となり、残りはその中の隙間を丁寧に埋めて行くような繋がりです。
でも毎回主人公の過去に行ってやり直したい事が本当に切実。確かに未来に行ってしまうの覚悟なので、相当な理由ですよね・・・
でも残念なのはいろんな伏線らしきものはあれどもまだ全ては回収できていない事でしょうか?もしかしたらまた新たなクロノスジョウンターが出てくるかもと考えてしまいます。
とりあえずこの中で私が1番好きなのは「布川輝良の軌跡」でしょうか?ベタだけどこの後のこの話の流れを決定づけた気がします。
(2017/03/25読了)