読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

レモンと本好きな人の記録

レモン味が大好きな人です。毎年期間限定のレモン味の商品のレビューをしていこうかなと思います。

最後のオチは賛否両論あるみたいやけど、私は良かったと思う。

怨讐星域3 約束の地 著者 梶尾真治 さて、このシリーズ最終巻です。目的地に着いた世代間宇宙船とそれを迎え撃とうとするニューエデンの人たち。 それぞれの緊迫した状況があり、ついに対面を果たした人たちはどうするのか・・・という話ですが、ちょっと展…

途中ダレるかと思ったけど以外と早い展開。

「怨讐星域2 ニューエデン」 著者 梶尾真治 さて、移民SFの2巻目。物語は一気に加速して、移民船は中間点の減速からいよいよ到着間近の話しです。また、約束の地にジャンプしてきた人たちも1巻の原始的な生活から一気に発展した現代と変わらない生活を謳歌し…

王道のSF。今後2つの人類の邂逅が楽しみ。

「怨讐星域1 ノアズアーク」 梶尾真治 早川文庫の電子書籍が半額セールだったので買って見ました。 梶尾さんの作品は「黄泉がえり」とかよりも「思い出エマノン」とか「クロノス・ジョウンターの伝説」のSFマインドが高い方が好きですね。 この作品もそんな…

これはもう王道の青春小説です。

「青の数学」 著者 王城夕紀 えっーっと、私、理系出身なのでこういうがっつりとした理系の話?は読みたくなります。しかも作者は以前読んだ人と言うことで購入しました。 主人公は一目見た数字を覚える天才で、数のつながりも見つけるのが得意なんだけど、…

後から色々と設定を足してるのでも、それでも良かったわ〜。

「クロノスジョウンターの伝説」 著者 梶尾真治 この人の作品は昔エマノンを見てからずっと気になってましたが、なかなか手に取らず、久しぶりに買いました。 こちらも10年近く前に舞台化されて、大きな話題となった作品です。 この作者はタイムトラベル物は…

この世界観のリンクの深さがハードル高いよね。

「彼方に竜がいるならば」 著者 上遠野浩平 ライトノベルでは 「ブギーポップ」とか「ソウルドロップ」シリーズで有名な作者ですが、出した作品全てが他のとリンクしている事でも有名です。 こちらの本の元のシリーズ、「事件シリーズ」でも、舞台は魔法あり…

最後に和算の研究者から話を聞いたとあり、描写の正確さに納得

お師匠様、整いました! 作者 泉ゆたか さて、久しぶりの読書感想文。今回はこの本。歴史小説新人賞を受賞した作品だそうです。 内容はタイトルから分かる通り、江戸時代の寺子屋が舞台。数学者として地域では有名だった夫が亡くなった後、寺子屋を続けてい…

こんな恋愛は切ないなぁ。

「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 作者 七月隆文 はい、最近公開された映画の原作です。 本自体は2年前に出ているものです。この映画は京都が舞台ということで、気になっていたので、読んで見ました。 最初のプロローグから、京阪線が出て来て叡電も…

怖いけど悲しくて、また謎解きも少しある。

「私のサイクロプス」 作者 山白朝子 さて、今回は私の好きな作家の本です。この人の作品は怪異物が多いのですが、読後になんとも言えない静けさがあります。 覆面作家としてデビューしてますが、最近、某有名な切なさの達人の作家さんだとわかりました。 と…

ある意味懐かしすぎる情景が広がります。

「昭和な街角」 作者 火浦功 何というか、まだ新刊が出るのが奇跡のような作家です。とはいえ、これは過去の未収録作品集。いずれも1989-1990と前時代の作品ばかりです。 中身は短編が多く(つまりこの頃から長続きしない作品ばかりですが)、さっと読めるぐら…

中々に面白い事件と考え方で面白い。

「鳴る岩 霊験お初捕り物控」 宮部みゆき さてさて、宮部さんの江戸時代ものです。この時代に怪異ものとはもうどんな話なんでしょう。 主人公は霊験(超能力)で、その人や物の過去を見ることが出来るそうです。 今でいう、リーディング?みたいな感じでしょう…

短いお話に話題がてんこ盛り。

「きりしたん算用記」 遠藤寛子 こちらはちょっと子供向けの本のようで、全部で200pないぐらいの中編?になるでしょうか。 内容も章が10以上に分かれているおかげで、そんなに話が込み入ることなくさくさく進みます。 ただ、大人が読むと、その辺りをもっと…

和算の当時の熱狂ぶりがよくわかる本。

円周率を計算した男 鳴海風著 こちらは和算を題材とした小説を多く書いている作家さんの短編集です。他には名前が歴史に出てこない方の話が多いですが、表題作のは関孝和の弟子の建部賢弘が主人公で、もう1つずっと後の関流の神谷定令と最上流の会田安明と…

散文的な内容だが、数学の楽しさはわかる

「算木の家」 遠藤寛子著 こちらは「算法少女」で和算に嗜む女性を描いた人の本。大正時代の女学生と江戸時代の藩士が書かれています。基本的に女学生が算木を見つけて、そこから江戸時代の話が続いて、その後にまた大正時代のに戻って明治維新の話を聞くと…

科学史のストイックな文章は大好きです。

「梅雨将軍信長」 新田次郎著 最近、用があって算数関係の本を読んでます。これもその1つ。 新田次郎は言わずもがなですね。その作品のうち、科学啓蒙小説とでもいう様な江戸時代の科学を基にした小説です。そして、その科学について科学的な解説もあり、中…

安定した面白さ。後、色々と考えさせられる。(漫画感想)

夜明けの図書館 4(ジュールコミック) 埜納タオ 双葉社 えーっと、一部界隈で人気の図書館司書の漫画です。中々買うタイミングを逸していて、やっと読みました。 今回も読んでて、しっかりと取材してらっしゃるな〜と感心です。どの話にも業界の状況が詳しく…

安定のかるい読み口(書籍感想)

「陽気なギャングは3つ数えろ」 伊坂幸太郎 映画化もされた、陽気なギャングシリーズの3作目。前作から9年ぶりの続編だそうです。 もうそんなに経ったのかとびっくりしましたが。 さて、今回も銀行強盗のシーンから始まりますが、今までとは違って強盗も、…